1971年の開校以来、4,500名以上の卒業生を輩出しています。

本校卒業生は様々な業界で活躍しています。彼らは皆、クリエイティビティ、イノベーション、そしてドラッカーの哲学をそれぞれの組織の中に活かす能力を発揮しています。
日本でも多くの卒業生が各界で活躍しています。あなたも彼らのようなビジネスリーダーの一員になれるのです。

Corporation


阿久津 哲也(あくつ てつや)
株式会社みずほフィナンシャルグループ
戦略企画部 部長
MBA 2003年卒

現在、中長期経営戦略・事業計画策定、経営資源配分計画立案、国際金融規制等を担当しています。社内外の様々なマネジメントの方々や海外の事業リーダーなどと協働することが多く、ドラッカースクールの多様性のある少人数のクラスで議論し、チームワークをした経験が実際の業務で強く活きていると感じます。前職は内外投資家との対話責任者であるIR部長でしたが、私は留学前は英語は話せませんでした。ドラッカーでの経験がなければ、今の私はないと思っています。

伊藤 順朗(いとう じゅんろう)
株式会社セブン&アイ・ホールディングス
取締役 常務執行役員 経営推進室長
MBA 1989年卒

持株会社として傘下事業会社の経営管理、経営推進、IR等を統括しています。
私が在籍していた1987~89年頃、アメリカはブラックマンデーで低迷、日本は“Japan as No.1”ともてはやされていた時代。PCが普及、インターネットがようやく知れ渡り始めた頃。(当時は必死でしたが)生活も授業も今思うと牧歌的だったように思います。社会環境、経済状況が激変した現在でも、当時教鞭を執られていたドラッカー先生の教えは通用する。また、当時からMBAコースにBusiness Ethicsを取り入れていたことはCGUの誇るべき先見性と言えると思います。

高梨 和也(たかなし かずや)
キッコーマン株式会社
副参事
MBA 2007年卒

企業活動の根源、所謂企業の基本機能は、ドラッカー先生が指摘されたとおり、イノベーションとマーケティングだ。マーケティングを通して顧客の今を理解し、イノベーションを起こして顧客の未来を設計する。両活動が企業という車の両輪となる。様々な企業との提携業務を遂行している私にとって、この考え方はとても重要だ。財務・会計の基礎知識はテキストでも得られるが、こうした企業の生きた活動に焦点を当てる考え方を修められるのはドラッカースクールならではだと思う。

八木澤 智正(やぎさわ ともまさ)
キリン株式会社事業創造部兼キリンホールディングス株式会社グループ経営戦略担当(協和発酵キリン株式会社より出向中)
マネジャー(イミューズ プロチャネル事業統括担当)
MBA 2004年卒

大企業の中で新たな事業を立ち上げる仕事をしています。Finance, SCM, Marketing, Accountingを統合して戦略的に事業計画を練って実践するため、StrategyやRevitalizationの授業で鍛えた思考力や考え方・捉え方をフル活用しています。また、チームをまとめて前に進むにあたってはLeadershipの授業で学んだこと、大企業の組織の中で新しいことを始めるにあたってはOrganizational Behaviorの授業で学んだことに助けられています。今でも答えのわからない判断をする際には、ドラッカースクールの教授からアドバイスを頂いたり、世界中にいるクラスメートに相談することがあり、逆に彼らから相談ごとを受けることもあります。ドラッカースクールへの留学は私の礎になっています。

対馬 慶貞(つしま よしさだ)
生活協同組合コープさっぽろ
執行役員事業本部長兼経営企画室長
MBA 2010年卒

現在、新規事業や各事業管掌役員という営利事業の立場と、環境、社会貢献、社会福祉という社会活動の責任者という非営利事業の両方を担当しています。ドラッカースクールでは年齢や職業、国籍、営利非営利など多様な組織な方々の経験や考え方と混じりながら、マネジメントを学ぶことができていたおかげで現在の仕事に直結して生かしています。マネジメントで悩むことが多々ありますがセルフマネジメントで学んだことはいつまでも活躍しています。

Entrepreneurs


國貞 克則(くにさだ かつのり)
ボナ・ヴィータ コーポレーション
代表取締役
MBA 1996卒
研修講師(会計・リーダーシップ)、コンサルティング(ドラッカー思想の導入コンサル)、ビジネス書執筆

ドラッカースクールの優秀な学生が起業をしていくのを目の当たりにしたことが、その後の独立の大きなきっかけになりました。ドラッカースクールに行ったことにより、ドラッカー経営学の虜になりました。ドラッカー経営学の解説本も執筆しましたし、ドラッカー経営学をベースにしたリーダーシップ研修やドラッカー経営学導入コンサルを行っています。

藤田 勝利(ふじた かつとし)
PROJECT INITIATIVE株式会社
MBA 2004年卒

ドラッカー・スクール卒業後、IT関連企業で役員を務めた後、6年前にコンサルタントとして独立しました。現在は、「経営教育事業(Management Education Business)」を主テーマに、経営リーダーの育成に関わるビジネス全般を手がけています。事業会社の一員としても、コンサルタントとしても、そして起業家として新しく事業を立ち上げていく上でも、ドラッカー・スクールで学んだ「マネジメント」の知恵が私にとってのすべてのベース(基盤)です。スクールで学んだ知恵が常に自分に重要なヒントを与えてくれています。

中村 淳之介(なかむら じゅんのすけ)
ファイブ・グッド株式会社 代表取締役
MBA 2009年卒

卒業後、外資系コンサルを経て、EF Education Firstという世界最大の国際教育機関に移り、日本法人の代表取締役を務めていました。インターナショナルな環境でのマネジメントは、ドラッカースクールでの経験を生かすことができました。現在は、クラフトビールをビジネスドメインする会社を起業し、アメリカのクラフトビールの輸入やクラフトビールのメディア事業の立ち上げ等を行なっています。ゼロから事業を作っていくプロセスでは、自然とドラッカーがいう『顧客の創造』を常に意識をします。ちなみに、アメリカのクラフトビールのビジネスパートナーのうちの1社は、Claremont Collegesラグビー部のチームメイトが運営するブルワリー(ビール醸造所)です。大学院で培った人脈も大きな財産の1つとなっています。

Academia


山川 恭弘(やまかわ よしひろ)
Associate Professor of Entrepreneurship, Babson College
MBA 2003

2009年より現職。ドラッカー・スクールにてアカデミック・アントレプレナー道の開拓を決意。バブソン・カレッジでは、学部生、MBA、エクゼキュティブ向けに起業学・失敗学を教える。数々の起業・経営コンサルに従事するとともに、自らもベンチャー企業のアドバイザリー・ボードを務める。執筆活動は、アントレプレナーシップに関する教本や多数の学術論文にわたる。

牧野 恵美(まきの えみ)
東京理科大学 経営学部 准教授
MBA 2010年卒
PhD (Management) 2013年卒

東京理科大学ではアントレプレナーシップ教育プログラムの企画と実施に当たっています。ドラッカースクールに入学した当初、アカデミアの世界に転じるとは想像もできませんでした。縁があって博士プログラムに進み、ドラッカーの経営哲学に加えてポジティブ心理学や組織開発などの領域にも学びを広げることができたことは、かけがえのない財産となり、今の仕事に大いにいかしています。

Family Business


小田 文英(おだ ふみひで)
六花亭製菓株式会社
取締役副社長
MBA 2009年卒
現在は、経営企画に携わりながら、製造管理を担当しています。業務が多岐に渡り、十分な知識・情報が無い中でも、判断・決断が
必要なことも多々あります。そんなときに思い出すのは、友人たちとのディスカッションです。自分にはない視点が解決につながったり、意固地になって視野が狭まったりといった全ての経験が情報の整理や把握につながり、決断を助けてくれています。振り返ると、自由な校風や、自然豊かで安全な環境のおかげで、学びに集中できたのだと気付かされます。

五十嵐 隆敏(いがらし たかとし)
五十嵐冷蔵株式会社
取締役食品部長
MBA/MSFE 2004年卒

現在は家業である創業96年の物流企業にて食品商社部門の責任者をしております。ドラッカースクールではビジネスにおける原理原則を議論し考え抜く経験を通して、自分なりの物差しを持つことが出来た事が一番の収穫だと思っています。同族の一員、そして経営陣として日々複雑な問題に直面しますが、立ち返ることのできる学びがあること、議論を交わせる社外の仲間がいることは非常に心強く、変化の先頭に立つ勇気をもらえます。